顎関節症とは
咀嚼(そしゃく)や口の開閉といった顎運動に伴う筋の痛みや違和感として自覚される咀嚼筋群の疼痛性(とうつうせい)機能障害と、顎関節の雑音や関節痛を伴う可動制限を包括して顎関節症と呼びます。
原因は多因子的であり、精神的ストレス・局所疲労を蓄積させる生活習慣、噛み合わせの以上外傷などがあります。発生頻度に性差はなく、医療機関への受診数は女性で高頻度(70%以上)です。
好発年齢は10代後半~20代が一つのピークで、二つ目のピークは40代以降にありますが、最近では10歳未満の若年で発症する頻度も増加しています。
治療方法
治療方法としては、主に保存的治療法で多くの症状は改善します。
安静療法・咬合調整法・マウスガードによる咬合改善法・義歯の再製作等の咬合改善方法を利用します。
※写真は顎関節症の治療に使用されるマウスガード